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オートメーション・エニウェアのRPAプラットフォームが「Automation 360」に名称変更

2021/03/15 ニュース



  オートメーション・エニウェアは15日、RPAプラットフォームの新ブランド「Automation 360」を発表した。今回の発表により、従来「Enterprise A2019」と呼ばれていたRPAプラットフォームの名前がAutomation 360に変更される。

 Automation Anywhere Enterprise A2019は2019年10月に提供が開始されてから、ほぼ毎月のように新しいリリースが公開され、特にクラウド版では新しい機能がいち早くリリースされてきている。同社のA2019のリリースノートを見ると、この1年半の間にRPAのコアプラットフォームの新機能、変更点、修正点の合計は500以上にものぼる。このような多数のアップデートが適用されたことを考慮して、新ブランド発表となった。

 Automation 360では、AIが搭載されたクラウドネイティブなRPAプラットフォームということを前面に押し出し、プロセスディスカバリーを行うDiscovery Bot、情報のデジタル化を行うIQ Bot、パフォーマンスの可視化と最適化に使うBot Insightを搭載することで、企業がインテリジェント ソフトウェアBotを構築、展開、管理、拡張するために必要なすべての機能を、有人/無人型の両方で提供するとしている。

  また、Automation 360では、SAP、OracleWorkdaySalesforceOffice 365G Suite、およびその他の企業アプリケーションとの連携など、レガシーシステムと最新のアプリケーションの両方をサポートし、フロントオフィスとバックオフィスで自動化を進めることができるとしている。